この記事では渡米初期にクレジットカードを申請する模範スケジュールを紹介しています。業界の暗黙ルールをケアしながら、各カードの入会ボーナスやポイントアップボーナスを考慮して考え抜いた案です!これを元に自分に合ったクレジットカードの申請プランを考えてみて下さい。
申請スケジュールを考える時に気を付けるポイント
スケジュールを立てる前に、まずはこちらの重要ポイントを確認してください。色んな条件が複合的に絡んでくるので、まずは前提をきちんと把握する事が大事です!
おすすめの申請スケジュールはこれだ!
基本戦略
- 最も魅力的なCHASEカードを中心としたスケジュール(5/24ルールへのケア)
- 2枚目は申請の緩めなAMEXを1枚追加しクレヒスの増加を加速
- 一度に申請するのは2枚
- 申請タイミングは3カ月サイクル
- 普段使い・ホテルポイント・マイル、バランスよく得点をGet出来るオールマイティ型
- 8種類中4種類は年会費無料なので、全て保有しても負担が少ない庶民的な組み合わせ
▼各クレジットカードのメリットや詳細は下記の記事を参照ください▼
上記戦略のうち2と3について補足します。
同日に申請する理由はクレジットスコアを落とさない為です。クレジットヒストリーを発行元企業が確認する度にクレジットスコアは若干落ちるのですが、このカウントが1日単位なんです。つまり1日のうちに何回チェックされようとクレジットスコアへの影響は同じという事。だから同じ日にまとめて申請するのがお得なんです。
しかし同じカード会社のカードは1日に1枚しか申請できません。つまりAMEXで1枚・CHASEで1枚という様に違う発行元カードを組み合わせる必要があります。
そして90日間に発行できるクレジットカードの枚数が2枚までというルールも存在します。(中には3枚申請できたという方もいますが…)これらの条件を加味して、90日ごとに2枚づつ(発行元の違う)クレジットカードを申請するのが最も効率的な申請方法となります。
更に、【3カ月で$4,000使う事】がボーナスゲットの条件だったりするので、生活費とのバランスを考慮する必要もあるので、90日ごとに2枚ずつ申請する方法が私の考える最適解です。
STEP⓪:渡米後1年目に気を付ける事
『どうせ今は申請できないから』と言って油断しないでください!今後の申請スケジュールを効率的に行うためには、この準備期間が重要なのです!特に以下の3点は要チェックです!!
- クレジットスコアを少しでも早く上げる努力を!
- CHASEの銀行口座を開設する事!
- (配偶者がいる場合)ステータスを変更しておく事!
クレジットスコアは日々の支払い行動次第で上がり方が変わってきます。こちらの記事の参照してスコアを効率的に高めていきましょう。コツがあります!
あとはCHASEの口座を開設してください。元々CHASEはクレジットカードの申請基準が厳しくFICOスコアが十分高くても拒否される場合もあります。しかし口座を持っている『顧客』であれば話は別です。審査基準が緩くなるので口座作っておきましょう。
あと配偶者がいる場合は相方のステイタスを早めに変えておきましょう!通常は【家族会員】として登録されているかと思いますが、このままだとご家族の方のクレジットヒストリーが溜まりません。ANAの場合は【Joint card member】へJALの場合は【Secondary会員】へ直ちに変更してください!夫婦でクレジットカードを作れるようになると入会ボーナスが2倍貰えるわけですから、超お得になりますよ。
STEP①:2~3枚目の申請(クレヒスが十分溜まったタイミング)
おおよその目安としてFICOスコアが740を超えたタイミングが2枚目のクレジットカードを申請すべき時期だと言われています。この根拠やクレジットヒストリーを溜めるコツはこちらの記事を確認ください。
私のオススメではまずAMEX BLUE BUSINESS CARDです。全ての買物に2%ポイントが付与される年会費無料のスーパー万能カードです。しかもビジネスカードなので【5/24ルール】を無視でき、今後のCHASEカード取得を邪魔しません。更にもう一つの狙いはAMEXは審査が比較的緩いので早い段階で申請しておいて、クレジットヒストリーを上げておく事にも一役買ってくれます。(保有カード数や利用期間が多いとクレジットスコアが良化する為)
そしてもう1枚が大本命CHASE Sapphire Preferredです。作るだけで$750分のボーナスが貰える本命のカードなのでなるべく早くGETしたいですよね。感覚ですが、FICOスコアが740点以上あって、CHASEの口座を保有していて、渡米後1年近くすれば恐らく申請は通るはずです
STEP②:2~3枚目を申請して90日後
次に取得したいカードがCHASE freedom Unlimitedです。これはCHASE Sapphire Preferredの【子カード】にあたる年会費無料のカードです。レストランやドラッグストアはx3P、その他は全てx1.5Pの使い勝手が良いカードで、溜まったURポイントは親カードであるSappaire Preferred経由で1.25倍にして還元出来ます。この【親子連携】をさせて最も1ポイント当たりの価値の高いURポイントを溜める作戦です。何気にVISAである点も有能です。CostcoなどVISAしか使えないお店もたまに存在するので財布に一枚は忍ばせておきたいのです。
そして同時に申請したいのがDelta Gold/AMEXです。そろそろマイルが欲しくなってくる頃なので航空系のカードを作ります。航空系のカードを作るならDeltaをお勧めします。(理由はこちらから)Deltaのマイルは永久不滅ですので早めにマイルを貯めておけば後々の旅行計画時に選択肢が広がりますよね。私の周囲でもDELTA GOLDを早めに申請する人は多いです。
STEP③:さらに90日後
次に狙うのはホテル系カードです。メジャー系列のうち私のおススメはHiltonとIHGの2系列です。このうちHiltonはHilton Honors Cardという有能なAMEXの年会費無料カードがあるのでこちらを。IHGはCHASE IHG Reward Club Premierのカードをそれぞれお勧めします。タイミングにもよりますが、入会ボーナスだけで系列ホテルに何泊も出来てしまいます。
飛行機を使わない旅行もあるかと思いますので、入会ボーナスの特典次第では上記のDELTA GOLDカードと順番が前後しても良いかと思います。タイミングによって各カードのエントリーボーナスが変わるので、多少柔軟性を持ってスケジューリングする事も重要です。
STEP④:1枚目のカードを作成してから24か月後
ANA USA/JAL USAカードを作成して2年経てば、晴れて【5/24ルール】の呪縛から逃れられるので新たにCHASEのカードを申請できる様になります。このタイミングでAmazon Prime Rewards Visa Signature Card/CHASEを申し込みます。
このカードはAmazonとホールフーズで購入した全ての買物に5%キャッシュバックしてくれる、アマゾンユーザーとしては最高のカードになります。年会費無料で入会ボーナスが$50~$100のギフトカードなので、Prime会員費は十分回収出来てしまいます。Amazonを多用するのは間違いなくAmazon Prime DayとBlack Fridayの時期なので、ここに合わせて用意するのも効率が良いスケジュールかもしれません。
Amazon Prime Cardを組み込む場合はこれ!
こんな人に向いています
Amazonを多用している人、或いは今後のアメリカ生活でAmazonに頼りまくる予定の方はこちらのスケジュールでも良いかもしれません。
AmazonのクレジットカードもCHASEなので、5/24ルールに抵触するまでCHASEを最優先で申請するスケジュールです。ただ、これによりAMEXの魅力的なカード(DeltaカードやHiltonカード)を獲得する時期が遅くなってしまいます。
マイルをそこまで溜める必要が無い場合やホテルの宿泊ポイントにそこまで魅力を感じない方であれば、普段使いでのキャッシュバックが高いAmazonカードを早めにゲットした方がお得ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。これはあくまで私の考えるスケジュールなので一例として参考にしてください。ご自身のライフスタイルや実現したい事や目標によって必要なクレジットカードも変わってきます。なので、最も効率的な申請手順や保有カードは千差万別です。
もし何か質問などあればコメント等メッセージください。カード選びのお手伝いをさせて頂きます!
クレジットカードに関しては奥が深いので、ぜひ関連記事も読んで知識を深めてくださいね。
▼こちらも合わせてどうぞ▼
コメント