日本では車検のルールが厳しく定まっており、かつ車検ではディーラーが丁寧に点検してくれます。しかしアメリカは自己責任の社会です、車のチェックは自分で行わなければいけません。かと言って自分自身で点検は出来ないですし、ディーラーに出すと非常にお金がかかります。そこで本記事では【無料】で車の状態を調べる方法を紹介します!
無料でチェック出来る項目
結論から言うとGoodyearのサービスを活用します。タイヤ販売店として有名ですよね。Goodyearの無料のサービスでチェック出来る項目は下記の通りです。
アポイントメントの取り方
まずサイトを検索しますが、ここで一点注意があります。
GoodyearではなくGoodYear Auto Serviceと検索してください。Goodyearだけ検索すると、タイヤ販売のWebsiteになってしまいます。
Goodyear Auto Serviceのサイトにアクセスすると下記の様な画面になります。
ここの「Serive」の先からアポイントを取るのですが、その前に自分の家の近くのサービスセンターを選んでおきましょう。
サイト右上部分に、恐らく自分のエリアの近くのGoodyearのサービスセンターが表示されています。既に表示されているサービスセンターで問題ない場合は特に変更する必要はありませんが、買えたい場合はここをクリックして変更していきます。自分のエリアのZip Codeを入力すれば、近い順にいくつかサービスセンターの候補が表示されます。
では早速サービスを選んでいきます。
トップページの「Service」を押下すると上記の様なページに遷移します。ここで必要なサービスを選択します。今回は【無料で調べてもらう】事が目的なので「Free」と書いてあるサービスを選ぶようにしましょう。
該当のサービスの「Add Service」を推し、「RIVIEW」から次へ進みます。
上記の画面がサービスを選択していく画面となりますが、矢印に書いてある箇所には「よく追加されるサービス」がレコメンド表示されます。ここを見て気になるサービスがあれば追加する事も可能です。
Freeのチェック項目を沢山選んでも、合計金額もFreeのままであることが分かります。
必要なサービス内容を選び終わったら「schedule」から次へ進みます。
上記の画面から日にちと時間帯を選択します。ページ上部に、選択したサービス内容に基づいて所要時間が表示されるので参考にしてください。なお、店内で待つことも可能ですし、車を預けて外出しても大丈夫です。
次に自分の情報を入力し次へ進みます。
最後にアポイントメントの概要レビュー画面となりますので、サービス内容・日時・サービスセンターの場所が間違いないか確認して「Confirm Appointment」を選択すれば予約完了です。
気を付ける事
セールストークを断る勇気を持つ
Goodyearも事前活動で車の点検をしている訳ではありません。商売に結び付けるための集客サービスとして無料点検を行っています。ですから、最終的に「ここが悪いから交換しろ」と大抵は言ってきます。セールストークの押しに負けて交換作業等を承諾してしまっては本末転倒です。何がどれくらい摩耗しているのか、あとどれくらい走行可能なのかをきちんと聞きましょう。コンディションをきちんと把握したうえで、「今月は金欠だから、来月でも交換間に合うか?」など適当に逃げましょう。もし今すぐ変えないと危険だ、という状態であれば勿論修理対応した方が良いでしょう。ただ、Goodyearで点検だけしてもらって、工賃が安い個人の修理工場で交換対応してもらった方がコスパは良いです。
調べてもらう項目は増やしすぎない
実は点検サービスの中に「29-Point Free Car Inspection」というパッケージも存在します。
これを選べばいいじゃん!って思いますよね。ただ、29項目もチェックした結果をフィードバックされて全て理解できますか?英語が出来て車にも精通していれば問題ないでしょうが、大抵の方は全て正しく結果を理解するのは難しいと思います。
そのため個人的には、事故につながる可能性のある「ブレーキの状態」や「タイヤの点検」、或いは自分じゃ調べられない「バッテリーの状態」くらいで良いと思っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。海外駐在の場合は数年後に車を売却する事になるので、車をキレイに維持してリセールバリューを高める必要もあります。コスパ良く車のメンテを行う事も重要です。Goodyearの無料サービスをぜひ活用してみください。
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