この記事では、アメリカで購入できるオススメのドライブレコーダー(Dash Cam)をご紹介します。また、購入の際の選定基準もまとめてみましたのでご参照ください。因みにアメリカでは「ドライブレコーダー」だと通じません。正しくは「Dash Cam」です。
ドライブレコーダーは買うべき?
結論から言うと買ってください。$100~$200程度の初期投資で自己防衛に繋がるので安いものです。アメリカにおいてドラレコの設置を強く推奨する理由は2つあります。1つ目は交通事故がめちゃくちゃ多い事です。2つ目は車上荒らしも同じく多い事です。
2014年のデータだと、アメリカでの交通事故による死者数は日本の約8倍にもなっています。更にアメリカにおいて30秒に1件の割合で車上荒らしが発生していると言われています。ピンとこないので単純計算すると約年間100万件です。(1分間に2回 x 60分 x 24時間 x 365日)
自分がどんなに気を付けていても、もらい事故や車上荒らしに巻き込まれる可能性をゼロにする事は不可能なので、巻き込まれた時の被害を最小化するために適切なドライブレコーダーは必須となりますし、抑止力にも繋がるので迷っている場合は購入の検討をぜひ進めてください。
とは言ってもアメリカだと日本で発売されている商品が限られているので、何を買うべきか悩んでしまうと思います。私の購入して良かったオススメ商品と選ぶ際の選定基準をまとめてみました。
私のおすすめするドラレコはこれ
色々と迷った挙句、私が購入したのはこちらの商品です。
VAVA 2K Front and Rear Dual Dash Cam
選んだ理由の詳細は次の項目でご紹介しますが、これは買って良かった商品です。
私はAmazonで購入しました。Prime dayに購入したので$160程で購入できました。実は日本でも発売されていることもあり、なんと日本語の説明書も入っていました。次の項目で説明する基準に基づいて色々と探していたのですが、この商品に決めた理由は下記の通りです。
- フロントカメラで後方も撮影できるので設置簡単
- 専用アプリでスマホからすぐにアクセル出来る
- 機能が充実している(駐車監視、夜間モード、GPS搭載など)
- 高解像度で撮影できるのに、スタイリッシュ
- 日本でも発売されている
- 専用ボタンでスナップショットを撮影できる
1~4については次の項目で詳細を述べますが、英語が不得意な僕にとって重要だったのは⑤の日本でも発売されているという点。なぜかと言うと、購入前のレビューチェックや設置手順、不具合があった場合の対処などのノウハウが日本語で確認できるからです。同じ日本人の感性でのレビューは貴重です。
最後の⑥については、イメージで見ていただくと分かりやすいのですが、専用のボタンを押すだけでその瞬間の映像を写真として撮影できます。家族旅行の際に記念の一枚になりますし、スーパーカーが走ってたら思わず撮っちゃいますし、何より子供が社内でぐずった時のオモチャになります笑
ドラレコを選んだ際の選定基準
私が実際にDash Camを選ぶうえで基準にしたのが下記のポイントです。
- フロント設置でリアも撮影できるデュアルカメラであること
- 駐車監視機能が付いている
- 解像度がFullHD(1080P)以上であること
- PCを介さずに映像を確認できる事
- デザイン的にダサくないこと
それでは、一つずつ説明していきます。
フロント設置でリアも撮影できるデュアルカメラであること
上述したように、「もらい事故」が非常に多いです。特に後ろからの追突事故。自分の車が止まっている時にぶつけられた場合であればフロントの映像だけで判断できますが、走行中に(煽り運転等で)車間距離が近く接触してしまった場合だと、100%相手に過失があると証明するのが難しいです。その為、ぶつかる直前に後ろの車がどんな状態であったかを鮮明に写し証拠を残すことが重要なのです。
後方の映像を撮るには、社内後方部にリアモニタを付ける場合とフロントにデュアルカメラ(前方を取りながら後方も撮影できる)を付ける場合の2つ選択肢があります。当然、リアモニタをきちんと付ける方が画質も奇麗なので良いのですが、自分で設置するの(配線)結構大変だし車やに頼むと最低でも工賃で$30~$50くらいかかるし、、、という事で私がデュアルカメラタイプを推しています。アメリカの場合、対応品質のバラツキが酷いのでお金を払ったのに自分で取り付けるよりも雑!ってシナリオも想定できるので、私は自分で設置する事を前提に選んでいました。
駐車監視機能が付いている
冒頭に申し上げたように、車上荒らしも非常に多いです。なので運転中以外にも録画ができる駐車監視機能付きのタイプをお勧めします。私が購入した製品だと、電源がオフでも事故が発生したと検知された場合は15秒さかのぼって映像をキャプチャできます。
解像度がFullHD(200万画素)以上であること
解像度についてはピンキリだと思いますが、解像度が高ければ高いほど良い、という訳ではありません。勿論、高解像度の映像の方が鮮明に記録可能ですが、それに比例してデータの容量も増えてしまいます。データが重いとデータを携帯に転送する時に2つのデメリットが発生します。1つは単純に転送時間がかかるという事です。二つ目は、転送先のスマホに空き容量が無くて転送できないリスクが高くなってしまう事です。いざと言う時に、容量オーバーで映像がスマホで見れないと非常に困ります。普段からスマホの容量がパンパンの現代人も多いのではないでしょうか?気を付けてください。
一方で解像度が低すぎても、肝心のナンバープレート情報や周囲の状況が十分に記録できなくなってしまうので注意が必要です。一般的に言われている基準としてはフルHDの200万画素以上です。
PCを介さずに映像を確認できる事
個人的にはコレが非常に重要だと思っています。商品の中には、録画されたSDカードを取り出してPC等でSDカード内のデータを確認する必要がある製品もあります。しかし、事故や事件が発生した場合を想像してみてください。自分の潔癖を証明するには「事故ったその瞬間」に記録された映像をチェックしたいですよね。「ちょっと家帰って確認してくるわ~」って言えないですよね。なので、モニタですぐに確認できるカメラ、或いはスマホと接続させて映像を確認出来るカメラが必須です。
デザイン的にダサくないこと
これは人によって違うので説明は難しいですが、単純にデカいと邪魔ですよね。フロントガラスに装着するので、出来るだけ視界を遮らない大きさ・形状のものが良いと思います。欲を言えばスタイリッシュな感じが良いですよね。車がカッコよくても設置したドラレコがイケてなかったら、何か興ざめしちゃうのは私だけでしょうか?一つの判断基準としては運転席から見たときに、ルームミラーに隠れるくらいコンパクトなものを探していました。下の画像のような形状は、如何にもカメラって感じがして個人的にあまり好きでは無く。。。
▼購入するならキャッシュバックサイト経由がおすすめです▼
買って失敗した商品
車を2台所有しているため、当然ドラレコも2つ購入したのですが、2つ目に購入した製品は正直失敗でした。。。失敗した商品はTOGUARD CE41 Dual Dash Camです。
上記に挙げた選定基準を満たしていて価格も安いのでコレだ!と思って購入したのですが、走行中に良く外れます。フロントガラスとカメラ本体をつなぐ接続部の立て付けが悪いのか、凹凸のある道を走行すると大体落ちてきます笑 皆さんも「安物買いの銭失い」にならないようにご注意下さい。。。
まとめ
- ドラレコは必ず装着する!
- 後方の映像も撮影できるタイプを選ぶ
- すぐに映像を確認できる機能があるか
- 解像度はフルHD以上
- 後は自分の好みと予算に相談
如何でしたでしょうか。高価な製品を選べば間違いないと思いますが、駐在中は色んな出費があるので出来ればコスパの良い製品を選びたいですよね。$200以下のVAVA Dual camであれば、高コスパ商品かなと思っています。
コメント
こんにちわ。ためになるブログをありがとうございます。
私もアメリカ駐在になりまして、車にダッシュカムを付けたいのですが、ご紹介されているものは設置は簡単ですか?また、DashCam狙いの盗難とかはあまり気にしなくていいのでしょうか?
業者に設置してもらうような難しいものの方が盗難されないなどあるのかなと思ったりして悩んでいました。むしろ盗難対策で毎回取り外しとかするものなのかどうなのか。。
まつもと様
閲覧頂きありがとうございます。
フロントだけの設置なので、設置自体は非常に簡単です。ただ、もし配線を完璧に隠したいのであれば、車によってはドア内部のパーツ等を外したりするので少し複雑になるかもしれません。
人気の車種であれば、配線隠すための作業手順がYoutubeにあがってたりするので、私はそれを参考に自分で取り付けを実施しました。
また、ドラレコ目当ての盗難はあまり聞いた事がありません。逆に、外からドラレコが見えない方が盗難の対象になってしまうので、ドラレコを付けたままにした方が良いかなと思います。