日本で暮らしていても一度は聞いたことあるボストン。NY在住であれば近いので誰しも行く事になるかと思います。有名な街なので観光名所も多いかと思いきや意外とそうでもない。なので科学博物館とか水族館とか他の場所でも行けるスポットは無視して、ボストンでしか楽しめない観光名所をピックアップしてモデルコースを作ってみました。実際に私もこの工程に沿って行動しました。
1日目:NY~ボストン
混雑を避けるために出来るだけ早く出発し、お昼前をめどにボストン中心街まで向かいます。ランチはボストンに数店舗展開しているチェーンのTatte Bakery Cafeで軽く休憩。
ハーバード大学の駐車場に車を止め、散歩を楽しみながらハーバード大学のメイン校舎がある方へ行きます。途中にCOOPやBook Storeがあるのでそちらに立ち寄りながら行くのがおすすめです。
ハーバード大学観光が終わったらダウンタウンエリアに向かい一旦ホテルにチェックインし荷物を預け、Boston Tea Party Museumまで歩きます。
その後、Quincy Marketに立ち寄りコーヒーでも片手にお土産散策をしたのち、シーフードを食べに海沿いのレストランまで向かいます。
以下にメインどころの写真を紹介します。
ハーバード大学
ハーバード大学はキャンパス内を歩くだけでなく、キャンパス周辺にあるBook StoreやCOOPにも立ち寄ると良いです。我が家もハーバードグッズを幾つか購入しました。キャンパス内にも観光客が多くツアーで回っている人たちも多く見かけられました。滞在時間は2時間ほど見積もっておけば十分かなと思います。
なお、路駐でも問題ありませんが、長時間停めて置けるようにガレージパーキングを利用しました。私の場合は6時間までで$20程度だったと思います。
キャンパス内は大変奇麗に維持されており散歩に最適です。大学生よりも観光客の方が多かった気がします。。。
さすが一流の大学です。大学生協も規模が違う。しかも何店舗もあるので、お目当てのグッズはどこかしらでゲットできるでしょう。
Boston Tea Party Museum
ボストン茶会事件はご存知でしょうか?アメリカ独立戦争の発端となった出来事です。イギリス植民地時代アメリカ人はお茶を飲む文化が強かったのですが、茶税をはじめ不当な税金を課されるようになり、サミュエルアダムス氏を中心にお茶の不買運動が本格化しました。その不買運動の一つとして「お茶を海に投げ捨てる」事でイギリスからの独立を決意したのが、ボストンのこの場所だったのです。
私が訪れた日は生憎休館日で中に入れませんでしたが、アメリカの歴史を感じる事が出来ると思うので是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
Quincy Market
ショッピングモールまでは大きくありませんが、ギフトショップと飲食店が連なった複合商業施設です。軽食を取りながらお土産を散策するのにちょうどいいスポットで、観光客もかなり沢山いました。筆者はサンクスギビングの週に訪れたため、大きなクリスマスツリーがあったりイルミネーションが整備されていたり、ライトアップも含めて楽しむことが出来ました。
Quincy Marketの中でも私のおススメはBest of Bostonというギフトショップです。2階建てのお土産屋さんで小物から衣類、お菓子など幅広いジャンルのギフトがこの一店舗でカバーされているのに加え、ギフトのセンスも良く店内もキレイに整頓されています。
2日目:ボストン~ポートランド
二日目はマサチューセッツ州を離れメイン州のポートランドまで北上します。ボストン市街から1時間半~1時間45分くらいでしょうか。NYから一気にポートランドまで行く気にはならないので、ボストンまで来たついでに寄ってみると良いと思います。
ポートランドでやる事は4つです。L.L.Beanの本店で買い物し、ISF Tradingの塩水ウニをその場で食し、Holy Donutsでモチモチドーナツを頂き、灯台を見に行く事です。
L.L.Bean本店
まずお店につくと驚くのがこの巨大なブーツ。L.L.Beanの代名詞の一つであるブーツのモニュメントがお出迎えです。店内も非常に広く3階建てなっており、メンズ・レディース・キッズで大きく分かれています。しかも本館には衣類が中心におかれており、別館にはギア関係(釣りや猟をする際の道具)が販売されており、さすが本店です。普段L.L.Beanに興味が無い人でも行ってみる価値はあると思います。
L.L.Beanと言えばトートバッグですよね。店内にも驚くほど大きなトートバッグコーナーがありました。写真はほんの一部です。$8を追加で払えば任意の刺繡もその場で施してくれます。
ISF Trading
ISF Tradingってなんだよって思いますよね。一言で言うと日本人が経営している海鮮系の卸売です。鮮度の高い美味しいウニが格安で食べられる、という事で日本人から絶大な人気を誇っています。その為か、店内に並んでいる6~7割は日本人、あとは韓国人って感じでした。
ここはレストランではなく倉庫で直売をしているので入口が下記の様に通用口となっています。凄い見つけにくいのと間違えられないので、ぜひこの画像を参考に入り口を探してみて下さい。
入り口を入りすぐ右側に行き、少し進むと販売しているカウンターが見えてきます。ここに並んでウニや他の海鮮物を購入する事が出来ます。12時開店で私は12時20分に到着しましたが既に大行列。30分くらい待ちました。13時半ごろには恐らく売り切れるので12時ちょうどに行くように予定を組んでください。
実はウニや海鮮物の他に海苔とご飯もご丁寧に販売しているので、ウニとお刺身を熱々のご飯の上に載せて海苔に巻いて食べる、という最高の食べ方を楽しむことが出来ます。「店内で食べます」と伝えると、階段上って左手にある食堂(の様なスペース)に案内してくれるので、そこでイートインが可能です。
食堂はこんな感じです。食器や醤油、お箸などもおいてあります。使用後はセルフで洗いましょう。倉庫の休憩スペースって雰囲気です。
Portlandの街中
美味しい海鮮ランチを食べた後は食後のデザートを目指して街中へ。ポートランドで有名なのは、ヤマイモで作られたドーナツが食べられるHoly Donutsです。めちゃくちゃ美味しいらしいので是非行ってみて下さい。筆者が行った日はお休みで、我が家は2番目に人気のあるHifi Donutsのドーナツを食べました。ただ、このHifi Donutsのドーナツも人生史上、最もおいしいドーナツでした。しっとりしていて全然油っぽくない、そして甘すぎず上品な甘さ。遠慮して3つしか買いませんでしたが、10個くらい買っておけば良かったと思うほどです。
ドーナッツを楽しんだ後はHifi Donutsのすぐ裏にあるギフトショップに立ち寄りお土産散策も可能です。
Portland Head Light
ボストンへ帰る前に港町っぽい観光もしておこうかと思い、ポートランド灯台にも立ち寄りました。とりわけ何かがあるわけではありませんが、天気がいい日は立ち寄ると気持ち良いかもしれません。
3日目:ボストン~ニューヘブン~NY
最終日はゆっくり起床。まずはSamuel Adams Breweryへ向かいます。NYに住んでいたら恐らく一度は飲んだことあるドラフトビールかと思います。ボストンまで来たら折角なので立ち寄りましょう。
その後は2時間ほどNY方面へ戻りニューヘブンという街まで移動し、イェール大学の観光をしてからNYまで帰るプランとなります。
Samuel Adams Brewery
住宅街にポツンと佇む小さめのブリュワリーです。店内はギフトショップと作り立てのビールを楽しむためのテーブルが用意されているくらいなので滞在時間は30分~45分程度あれば十分かとおもいます。ビールを楽しむ場所なのでポテチくらいしかフードは売っていません。
Yale大学
ハーバードのライバル校としても知られるイェール大学。石造りのゴシック建築による建築が多いため雰囲気がアメリカというよりはヨーロッパっぽい雰囲気で非常に美しい建物ばかりでした。図書館も荘厳で散歩するのが楽しかったです。個人的にはハーバード大学よりも好きな雰囲気でした。
こちらがBook Store。ただ本屋というよりはCOOPなので、パーカーや帽子、その他Yale大学グッズが沢山販売されています。お土産を買うならぜひここにも立ち寄ってみて下さい。
ボストン・ポートランドのおススメレストラン
最後に、下記のリストは僕が現地の友達に聞いてリストアップしたレストランです。★マークが付いている場所は私が実際に訪れたレストランです。1~6がボストン、7~14がポートランドです。
- Union Oyster House(★)
- The Boston Sail Loft
- Joe’s Waterfront
- Chart House(★)
- The Daily Catch North End
- Mike’s Pastry(★)
- Eventide Oyster Co.
- Scales
- Gilberts Chowder House
- The Highroller Lobster Co.
- ISF Trading (★)
- The Holy Donuts
- Hifi Donuts (★)
- Standard Baking Co
ぜひ上記リストをGoogle maps等で調べてみて、気になる場所に行ってみて下さい。ハズレは無いと思います!
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